ComSys 2024 で研究成果を発表

SMTソルバを用いた並行アクセスの網羅的生成による参照モニタの形式検証

ComSys 2024 での発表の様子

品川研究室の中島諒さん(システム情報学専攻修士課程2年)が、2024年12月に日吉で開催された第36回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys 2024)で研究成果を発表しました。

本研究は、サンドボックス内の参照モニタの形式検証を容易にするため、不正アクセスパターンをSMTソルバで網羅的に生成し、並行モデル検査で検証する手法を提案しています。 本手法を用いてApacheの参照モニタにTOCTTOU問題があることを確認し、既知アルゴリズムの耐性も検証しました。不正アクセス防止を強化するための有効な手法です。